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クルムロフではドボルザーク=チェコ出身!のオペラ「ルサルカ」が、クルムロフ城で1週間くらい公演されていたので、是非とも観たかったのですが、どの日も完売ってことでチケットが取れず。。 で、2~3泊する予定だったクルムロフを、1泊で切り上げることにしました。 なんかとっても疲れる街、という印象が拭えなかったのです。 観光客の味方Infoでは、みんなが情報を求めてものすごい行列が出来ていました。 何十分も待ってやっと自分の番が回ってきたのに、後から欧米人が入ってくると、いきなり私の用事は(途中で)後回し。「ごめんね、ちょっと待ってて」とか「こちらが急ぎの用だから」とか何の断りもなく完全無視。しかも割り込んできた人たちも当然!といった風を吹かしているし、全然急ぎでもなさそうだし。 私がInfoでオペラのチケットまだありますか? と聞いた時には、何も調べず「ない、完売」とそっけなかったのに、後ろから割り込んできた欧米人には席があったみたいだし?私が東洋人でなければ、席はあったのかい!? 憤懣やる方なかったけど、声をかけても依然として丸無視なので、諦めて隣のブースに並びなおしました。 並んでいた私に、横入り欧米人の用をすませたInfoの職員…私に向かって、チェコ語で罵声?(それとも嘲笑?)を浴びせながらInfoを出て行きました。Info中が静まり返るくらいの大きな声で。 私に何かいいたいことがあるなら英語で言えばいいのに。それまで英語で会話をしていたんだから…それをわざわざ私の分からないチェコ語で文句を言うなんて。しかも仕事放棄???その場にいた人たちも唖然・・・としていました。(訳がわからない。) そして、私が並びなおしたブースの人、 最後にお金を請求されました。たったの5kc(25円)だけど。 Free Informationとはっきり書かれているから「え?」と聞きなおしたけれど、やっぱりはっきりと「5Kc」と手を差し出されました。 そこへ何も知らない(Infoの中をぶらぶらして資料集めをしていた)母がやってきて「Fiveって何?」と聞くと、さっと手を引っ込めて「Have a nice day! Good Luck☆」とにこやかに手を振って送り出してくれました。5Kcなんてお互いに小さな金額だけれど、カモになりそうなのが来ると、ああやってちょびちょびお小遣いかせぎをしているのかな…と思うと悲しかったです。 大きな観光地だけあって、Infoの人たちも、客引きも、みんなみんなお金×お金…と顔に書いてあるようでした。今までチェコで出会った人たちが本当に素朴で親切だっただけに、心底疲れました。 ほんとうは、のりさんが教えてくれたRožmberkというお城のある街にも足をのばそう!と計画していたのですが、一刻も早くクルムロフ・エリアから逃れたくて、翌朝バスで、プラハ経由でクトナーホラへ行くことに決めました。 バスで経つ…つまりあのスキンヘッドの客引き青年にバス停まで送ってもらわなくちゃね、と携帯に電話。 15Kcと約束していた送迎代も、見事に50Kcに値上げされていました。 あれだけ確認したのに。「15Kcって言ったでしょう」と言っても、「いや、最初から50Kcと言った」の一点張り。それでもまあ、バス停までは歩ける距離じゃなかったので、50Kcで送ってもらうことにしました。 ところが、朝9時台のバスに乗ると言った途端、早起きするのが嫌になったらしく「タクシー使って」とあっさり前言撤回。結局タクシーでバス停まで行きましたよ。(最初からそうすれば良かった…) さよならクルムロフ! 人によって感じ方は違うでしょうが、私たち母娘にとってはクルムロフ=苦手な街でした。 人の心も入り組んでいて、複雑です…
by buchan-travel
| 2006-05-07 00:39
| チェスキー・クルムロフ
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